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印鑑の選び方・作り方

ひとくちに印鑑といいましても印鑑にはたくさん種類があるんです

よく使われる認印にも朱肉をつけて押すタイプやシヤチハタタイプのものも・・・

それから銀行印・実印や仕事で使われるものには訂正印もありますね

住所印や氏名印などのゴム印、会社法人などで使用する法人印・角印など、こういった「何に使うのか」によって印鑑が決まってきます

ご来店の際には、〇〇に使う印鑑を作りたいと教えて下されば最適な印鑑をお勧めできます

とはいえ、ある程度事前に皆様には少しだけ詳しくなっていただければ、より納得してご注文いただけると思いますので、簡易ながらご説明いたします。

印鑑を作るには、お客様がお決めになる項目が4点あります

1.印鑑の種類(用途)

2.サイズ

3.材料

​4.書体

​ここでは個人用の印鑑の場合についてお伝えします

​​1.何に使う印鑑ですか? (印鑑の種類) 

 

⚫︎車や家などを購入するときに印鑑を持ってきてといわれた

⚫︎車や家を買うので銀行でお金を借りるときに印鑑を持ってきてといわれた

⚫︎遺産相続の書類に押す印鑑が必要だといわれた

⚫︎就職の時に印鑑登録証明書をもってきてといわれた、等

→  実印です

⚫︎銀行や郵便局などの金融機関で口座を開くときに必要だといわれた

→  銀行印です

 

⚫︎就職したときに書類に押す印鑑を持ってきてといわれた

⚫︎自治会などで回ってくる回覧に押す印鑑が必要だと思った

​:

認印・シヤチハタネーム印を作ることになります

 

書類の間違っているところに押す印鑑が必要だ

​:

訂正印を作ることになります

2.印鑑のサイズ(直径)

実印

保険証や運転免許証などと同じく、どこ(苗字=何々家)のだれ(下の名前)がわかるのが望ましく、基本的にはフルネームで彫りますので個人がもつ印鑑の中では一番大きくなります

 

 

・銀行印

苗字か下の名前で彫ることがほとんどで、男女とともに12mm(あるいはそれ以上)が一般的ですが男性は少し大きめの13.5mmをお勧めします​

 

 

 

・認印

ほとんどの方が苗字のみで作られています

10.5mmが基本サイズですが、会社で役付きのポストに就いた場合12mmのサイズを使用される方もおられます

 

 

・訂正印

文章の行間など狭いスペースで使うので、直径6mmで作ります

女性は直径

13.5ミリや

15ミリ

男性は直径

15ミリや

​16.5ミリ

女性は直径

12ミリ

が主流

 

男性は直径

12ミリや

​13.5ミリ

直径

10.5ミリ

が主流

 

役職に就くと

直径12ミリ

が主流

 

​​3.印鑑の材質

使い道にあった材料を選びましょう!

印鑑は使っていくうちにほんのわずかにですが少しづつすり減っていきます。すり減りが進行すると枠や文字が太くなっていき使い始めたころとは見た目が変わってしまうこともあります

特に実印や銀行印は紙に押したときの印の様子があまりに変わってしまうと同じ印鑑と認められず使えないという事態が・・・

そういうことを防ぐためにも下記のすり減りに強い材料をお勧めします

​​◆象牙・・・すり減りにくさ(5段階中の4~5)

​​高級だから実印や銀行印に向いているというわけでありません

牙材ですのですり減りに強く、例えば認印のように仕事で1日に数回~数十回使用する方が数十年使い続けても印影の変化は最小限です

材料にはランクがあり当店では(上ランク)と(中ランク)を扱っています

​※印影とは、押したときに紙に写した印鑑のことです

 

◆オランダ水牛・・・すり減りにくさ(5段階中の3)​

水辺や湿地帯に住む牛の角です。体毛や皮膚などが硬質化し、繊維状に伸びていくため通常の利用では折れることはありません

またその繊維質がほんのり透けて見えるためとても繊細で、印鑑の材料の中では最も美しい見た目をしています

また本体の色合いや濃い茶色の模様など同じ物がないため、お好きな色合いを選んで頂いた印材に彫刻しています。

◆黒水牛・・・すり減りにくさ(5段階中の3)

 

東南アジアで田畑を耕している牛の角(つの)材です

オランダ水牛と同じ性質ですが、もともと真っ黒ではなくまだら模様が強く入った材料で見た目があまりよくない場合が多く、漆黒に染められています。

無加工のままでは年数がたつと印鑑の表面が乾燥して、まるで手荒れのような状態になることがありますが、当店では高品質な材料をさらに圧縮して使用していますので、長年使っていても外見の変化が少ないものになっています

◆柘・・・すり減りにくさ(5段階中の2)

 

木材の中では最も印鑑に適した材料です。通常木材は水分や栄養分の為の管があり、印鑑に使用すると管の部分が非常にもろく上から見ると微細な穴が開いているため文字や枠が欠けてしまい印鑑に向かないのですが、柘はぴっちりと詰まっていて細かい細工物(印鑑や小さいサイズの仏像や櫛など)に最適です。

4.彫刻する文字の書体

認印・訂正印 

誰が押したのかがひと目で分かる書体が良いですね

古印体・楷書体・行書体・隷書体がお勧めです

実印・銀行印

私たち個人が使用する印鑑では最も重要な印鑑です

​その書体はやはり読みやすい簡易な物ではなく現代漢字のルーツとなる篆書体(テンショタイ)が基本です。この篆書体をアレンジした印相体(吉相体)も人気です

篆書体・印相体がお勧めです

​これでようやく印鑑を作ることができます!

といいつつ、このほかにケースを選んで頂いたりするわけですがとにかくここからスタートです。

あとは職人がお客様専用の印鑑とするべく文字のバランスを整えて彫刻いたします。(納期は約1週間デス)

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